交通アクセス

■所在地
〒395-0304 

長野県下伊那郡阿智村智里358番地1

・飯田山本I.C.から車で約7分

・園原I.C.から車で約10分

■電話番号

0120-43-2915

0265-43-2982

■営業時間
8:00~17:00

※12月31日は12:00まで

■定休日
毎週火曜日・1月1日

馬刺しのお話
◆信州の馬文化 ◆馬を食う ◆馬刺しのお召し上がり方

信州の馬文化

日本在来種である木曽馬は、その昔、草原の国モンゴルより渡来しました。有数の馬生息地であった信州には、平安時代に朝廷直轄の御牧が設置され、我が国最大の馬生産が政策的に行われました。また、信州は都より東国へ向かう東山道の交通要所でもあったため、多くの伝馬が木曽・伊那・諏訪・松本地方に集められました。

このような大量な馬を飼育する生活の中で、当然食用として利用されましたが、ほかにも馬の脂肪を精製して民間治療に役立てるなど、信州には面白い独特の馬の文化が伝えられています。




馬を食う

【活力】馬肉を食べると暖まる、馬力が付くと言いますが、馬肉には活力エネルギーの源となるグリコーゲンが豊富に含まれています。これは馬刺しを食べたときにまろやかに奥舌を包む甘みとなるもので、これこそが馬刺しの醍醐味の正体です。即効活力源でもあります。

【健康】馬肉は低コレステロールで、リノール酸・リノレン酸・オレイン酸などの不飽和脂肪酸を多く含んでおり、脂肪酸組成から見ても健康食肉として注目を集めています。さらにアミノ酸・鉄分も多く、ヘルシーミートと呼ばれる所以です。

【安食】馬は放牧により大自然の中で成育します。そのため、ホルモン剤や抗生物質などで無理やり作られた肉ではありません。太陽の下で大地のミネラルをいっぱいに吸収して、心も体も健康に育っています。




馬刺しのお召し上がり方

解凍方法

①流水解凍の場合

 真空包装のまま流水に2~3分つけた後、5~7℃の冷蔵庫で40分前後解凍してください。

②冷蔵庫解凍の場合

 真空包装のまま5~7℃の冷蔵庫で2時間前後解凍してください。

※いずれの場合も解凍の目安は、肉片の表面に少し爪が入るくらいで、半解凍状態が最適です。

 解凍後、薄くスライスしてお召し上がりください。

※万一真空漏れの場合は、流水解凍は行わず、冷蔵庫解凍をお願いします。

解凍時のご注意

他の食品との接触を避け、衛生面にご注意ください。

調理時のご注意

生食用ですので、スライス時には<包丁・まな板・器・手・指>などは充分に殺菌・消毒・洗浄をして、衛生面に細心の注意をお願いします。

馬刺しを扱うコツ

馬肉は他の肉と比べて赤い色をしています。真空状態ではあまり分かりませんが、開封してスライスすると空気に触れて次第に赤く発色していきます。スライスしたら、少し冷蔵庫で発色を待って食卓に運ぶのがコツです。ヘム鉄を多く含んでいる証拠でもありますが、空気に触れすぎると黒ずんだ赤色になってしまいますのでご注意ください。

お付けするタレにお好みで、生姜・にんにく・ネギ・オニオンスライスなどを合わせてお召し上がりください。オリーブオイルやワインビネガー、マスタード、醤油、塩こしょう、バジルを合わせたイタリア風もおしゃれです。

※当店では、醤油と生姜をお付けしております。